※旧「検定FaST」
競技そろばん™ってなに?
電卓やパソコンがなかった時代のそろばんは、計算をして答えを出すこと自体を『目的』とした習い事でした。
現代のそろばんは「より速く」「正確に」計算を行うことで、様々な能力を鍛えようという習い事に変化してきました。計算は『手段』になったのです。
そういった速さと正確性を追求するための指導・練習方法、計算以外の能力も育てるそろばんを『競技そろばん™』と呼称しています。
《毎月開催『競技そろばん™検定試験』の特徴》
競技大会と検定試験の
メリットを融合
最も上達する教材である「競技大会」が月に一度の「検定試験」になりました。
検定の合格を目指しながら大会の出場を目指し、大会の目標を目指しながら級段位を上げていくことができます。
効率よく上達しながら、目標を達成できる『競技そろばん™検定試験』で更にやる気を上げましょう!
選べる問題レベル
『競技そろばん™検定試験』は上達と育成を第一の開催趣旨としそろばん部門×4レベル、あんざん部門×4レベル、合わせて8つの問題レベルをご用意しています。
◆そろばん初級:10級~6級、そろばん中級:準5級~四段、そろばん上級:五段~十段、そろばん超上級:十一段~二十段
◆暗算初級:10級~4級、中級:3級~四段、上級:五段~十段、超上級:十一段~二十段
選べる試験日程
各試験場が、試験日程を柔軟に選択することが出来ます。
競技大会や他の検定試験と日程が被ってしまったために参加できないという事態が減るため、上達の機会を逃しません。
上達のための作問
『そろばん部門』の問題はほぼ全て、新たに覚えなければならない・間違えが起きやすい指導用の問題で構成されています。簡単な問題で点数を稼いで合格することはできないため、確実な指導が必要となり、確かな実力が手に入ります。
『暗算部門』の問題は全て均等数字で作られています。
整数の問題は全ての計算の基礎であり「速度・正確性・桁幅」というそろばん上達の3大要素を効果的に高めます。
賞状を自動配送&ダウンロード
競技そろばん™検定試験に合格すると、朝日プリント社から各試験場に自動で賞状が送付されます。
最初の一回、会員登録をしてもらう手間がありますが『FaSTアカウント』に登録後は送付される賞状とは別に、過去の合格実績と賞状がサーバー上に保管され、いつでも自由に閲覧・ダウンロード・印刷ができるようにもなります。
オンラインで完結
試験場登録審査の後、申込・問題ダウンロード・点数報告・賞状受取は全てオンライン上で完結します。
問題を取りに行ったり、何度も審査会場に赴いたり、賞状を受け取りに行ったり、会議に参加したりする必要はありません。
賞状作例
旧あんざん初級
旧あんざん中級
旧あんざん上級
旧あんざん超上級
『競技そろばん™検定試験』賞状作例▲
『競技そろばん™検定試験-暗算部門-』賞状作例▲
※デザインは予告なく変更する場合があります
《毎月開催『競技そろばん™検定試験』の理念》
誰でも競技に参加できる時代
従来の検定試験は『如何に(PCがない時代の)社会で使えるそろばんを教えるか』『そろばんを使った会社の経理が出来るか』を基に作られています。そういった検定試験では級段位が進むと小数の問題が出題されます。しかし、現在そろばんを使った経理を行っている会社は一つもありません。一方で、高段位合格者は低学年・幼稚園生と低年齢化しています。
そもそも小数の計算は、計算を行う前に整数の桁を数えて小数点を打つだけ。しかし、それが余計な動作となり速度を上げたり、桁幅を上げる障害となってしまっているのが現状です。
幼少期は脳の構成的に大きな桁幅を手に入れやすく上達においてとても大切な時期です。
純粋に計算の実力を伸ばすために脱・小数を続けたほうが上達します。「検定FaST」は整数のみ。オススメです!
高レベルの選手にも目標を
競技に全力で打ち込んでいる選手にとって、従来検定試験の「問題が簡単過ぎる」問題を改善するための検定試験というのが検定FaSTのもう一つの理念です。
およそ100年でそろばんのトップ選手の計算速度はおよそ4倍にまで跳ね上がりました。しかし、その実力を以ってしても本検定試験の最高段位合格は難しいでしょう。
誰にとっても常にクリア困難な目標を持つことは成長に欠かせません。そのために、計算力とそれに関わる全ての速度=競技そろばん力が求められる整数の競技暗算検定試験が作られました。
実施教室募集中
受験にはそろばん教室の試験場登録が必要です。
実施要項をご確認の上、お申し込みください。
日本フラッシュ暗算協会・FaST実行委員会 検定事務局