FaST(計算速度)証明書/スピード計算機
FaST資格試験・競技大会では、参加者の実力を点数や級・段位で表すのではなく、問題レベルと計算速度(毎秒何個の数字を処理できたか)で表します。この「計算速度」とは制限時間内に正答した問題数から算出しています。また、計算力だけでなく動作の速さや正答率、それを実現する集中力等を合わせて「計算速度」と呼称しています。
FaST参加者にはこの「FaST(計算速度)証明書」をネット上(PDFファイル)で発行致します。さらに正式な賞状として印刷を希望される場合は、印刷会社(朝日プリント社)に別途依頼することができます。
また、公式記録大会においては読上暗算・読上算・フラッシュ暗算の桁別・速度別の証明書も発行します。
通信試験では黒い賞状が発行されます。公式記録大会では種目に応じて各色の賞状が発行されます。
FaSTスピード表 ~他の検定試験・大会と比べたい~
そろばんは上達していけばいくほど計算の速度はもちろんのこと、プリントを裏返す・答えを書くといった動作の速度も上がっていきます。難しい問題の計算速度は一時的に落ちますが、その問題レベルを攻略することでさらに加速していきます。
それを踏まえて、FaSTでは独自の計算速度計算ソフトを作成し主要な検定試験・大会の点数を取るために必要な計算速度を算出し、一覧を作成しました。これにより「全珠連そろばん10級」「日珠連暗算十段」「全日本1000点」といったバラバラの判断基準を、計算スピードは「○.○○/秒」と言い表すことで一つにまとめることができるようになりました。
この表を利用すれば、違う連盟の検定試験のみで成長してきた生徒間でも実力を比較したり、競い合うことも可能になります。
また、検定試験合格においては、新しく習った大きな桁の計算力だけでなく、動作の速さや集中力も重要です。FaST参加者は、全国大会レベルの選手はもちろんのこと通常、大会に出場することができない初心者の参加も想定して5つのレベルを用意しています。